意外に思うかもしれませんが、ED治療薬には勃起改善の他にも、体に良い様々な効果があります。その中でも真っ先に挙げておきたいのが『血管の若返り』です。
EDは血管内皮から出る一酸化窒素の量が減少し、動脈が硬くなり、その影響が陰茎の血管にも表れることで起こります。つまり、血管内皮機能障害です。その血管内皮機能障害がED治療薬で改善されるのです。
ED治療薬を飲むと、痛いくらいの朝立ちを経験することが在ります。これは血管に柔軟性が戻って十分に拡張した結果、陰茎海綿体に大量の血液が流れ込んだため、血管が若返ったといえます。
しかも、この現象は一時的なものではなく、ED治療薬を長期間飲み続けていると、血管内皮機能が改善されることが確認されています。(ED治療薬を2日に一回一か月飲んだ人は飲まない人に比べて明らかに血管拡張反応が良くなったというデータある)
また、ED患者にED治療薬を2日に一回飲んでもらうと、動脈硬化などで傷ついた血管内皮を補修する細胞『血管内皮前駆細胞』が増加するというデータも発表されています。
更には●糖尿病などで傷ついた神経が回復する。●前立腺肥大症などの排尿に関する異常が改善するなどの効果がわかっています。
一般に薬は服用し続けると体に耐性ができ、効果が無くなってくると考えられています。しかし、ED治療薬はむしろ、飲めば飲むほどEDが改善されます。ED治療薬をセックスとは関係なく毎日飲む、いわゆる連日投与法というものがありますが、それによって血管が健康になり、EDやその他の生活習慣病の改善が期待できるのです。