静岡第一クリニック

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  4. レビトラについて NO3(中折れには?)

レビトラを強く効く勃起薬であると思っておられる方にそれは少しお考えが違うかも?とのお話をNO2でさせて頂きました。

そのような方のなかには中折れや、性交時間が短くなりがち等のお悩みを持っておられ、それを勃起薬のイメージが強いレビトラであればそれが尚改善されるであろうとの認識かと存じます。

以前ご説明申し上げた勃起のメカニズムを再度確認すると、       ①性的な刺激→②副交感神経興奮→③一酸化窒素放出→④サイクリックGMP増加→⑤陰茎の動脈弛緩、海綿体平滑筋弛緩→⑥動脈血大量流入(勃起)です。

特に③の一酸化窒素がそもそも放出されないと朝立ちはしない、中折れする等の症状が出てきます。この一酸化窒素は男性ホルモンのテストステロンでできていますので、これを補填して男性ホルモンを高めてやれば一酸化窒素が作られやすくなります。

当医院ではテストステロン補充クリーム剤をお勧めしております。

健康な男性の血中テストステロン濃度は350から1000 ng/dLが正常といわれています。総テストステロン値が300-350ng/dL程度で症状がある場合はテストステロン補充療法をすることにより症状の改善が期待できます。またテストステロンが高いかたでも、テストステロンの補充で症状が改善することがあり、その人によって快適なテストステロン値というのは違う可能性があります。

 テストステロンには酸化ストレスを抑制する作用、一酸化窒素を増やす作用、サイクリックGMPを直接増やす作用があります。