静岡第一クリニック

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  4. 糖尿病によるEDと血管内皮障害の関係

糖尿病はその病態として末梢神経障害や血管障害が起こります。神経の問題もありますが、糖尿病性EDの最も大きい原因としては全身の血管内皮障害からもたらされる動脈硬化が挙げられます。

血管内皮細胞からはNO(一酸化窒素)が放出され、これが勃起の維持に関与しています。糖尿病になると、体の中の酸化ストレスや糖化最終生成物といった老廃物が増加し、そのために血管内皮障害、さらに動脈硬化が起こり、EDをいずれかのタイミングで発症し、最終的には心筋梗塞や脳梗塞になる確率が出てまいります。そういう意味でも早めのED治療が必要です。ED薬は抗酸化作用があり血管の若返りが期待できます。