米国泌尿器科学会（1996年）のEDの定義は「満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと」となっている。

日本におけるEDの有病率は、完全型ED（常にできない）、中等症ED（しばしばできない）を合計すると1130万人(40代が20％前後、50代が40％前後、60代が60％前後）と高い有病率を示し、軽症ED（たまにできない）を含むとそれ以上がEDと報告されている。

また、男性不妊の原因の20.7％が勃起障害であることも判明している。

EDの分類は、身体に問題のない機能性と問題のある器質性に分けられるが、機能性には心因性と精神病性、　　　器質性は血管性、神経性、内分泌性、陰茎性に分類されるが心理的なものやそれぞれの身体的障害が重複する場合もある。